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いつの間にか いちばん愛着のある道具になっていたiPad

これからの10年大事に使っていきます!📱

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いちばん使うもの──iPad Proと僕の長い付き合い

僕の部屋には、それなりにいろんなデバイスがある。
仕事用のPC、スマホ、サブディスプレイ、古いタブレット端末。
どれもそれなりに役立ってはいるけれど、
どう考えてもいちばんよく使うのはiPadだった。

寝転んで映画を見るのも、ちょっとしたメモを書くのも、ネットで調べ物をするのも、
音楽を流すのも、ブログを書くのも、WEBサイトを更新するのも
とにかく、気づくと手に取っているのはいつもiPadだった。


静かに馴染んだ道具

僕はiPad Proの第1世代、512GBモデルを長いあいだ使っていた。
2018年から2025年の今にいたるまで──。
当初は「何ができるんだろう?」と探るように使っていたけれど、
いつの間にか生活の方がiPadに合わせて最適化されていた

  • 写真の整理
  • 手帳代わりのメモ
  • 調べ物、ネットサーフィン
  • 映画鑑賞や音楽視聴
  • そして、ブログやWEBサイトの更新

どれも“iPadでやるのがいちばん自然”になっていた。
気づけば、愛着のある「道具」というより、暮らしの一部になっていた


愛着という名の仕様書

確かに、スペックで言えばもう古い。
でも、それでも手放すのを少しためらった。
この道具には、思い出ではなく「習慣」が染みついていた

  • カフェでブログ更新して、おしゃれな気分に浸れたこと
  • 旅先で電池が尽きそうになって慌てたこと
  • 何もない夜に無音でネットを漂ったこと
  • 長距離ドライブの際、スマホの電池代わりに活躍してくれたこと

そういう記憶が、きっとiPadにはうっすらと染みついている。


だから、買い替えは慎重にした

Airか、Proか──。
新しいモデルを選ぶとき、当然比較はした。

Airは軽くて性能も十分で、価格も手頃。
でも、店頭で両者を並べてスクロールしてみた瞬間、答えは出ていた

Airでは、スクロール中に文字がブレてしまう。
読めないわけじゃないけれど、どこか目に負担がかかる。
一方、Proは違った。
スクロール中でも文字が鮮明に読める。動きに品がある。

これは“滑らかさ”じゃない。
読むことそのものに対する、丁寧な姿勢のようなものだと思った。


僕はまだ“開封の儀”をしていない

購入時、店員さんが言った。

「Magic Keyboardは在庫切れで、後日配送となります」

僕は「大丈夫です」と答えた。
そして、iPad Proの箱をあえて開けずに、今もそっとデスクの上に置いている

保護フィルムも購入 準備に抜かりなし!

箱の中には、新しい時間が詰まっている気がしている。
たとえば子供の頃、クリスマスの朝を指折り数えていたような、
あの“待つ時間の甘やかさ”に少し似ている。

いや、正確に言えば、
もっと理性的で、もっと静かで、大人になった分だけ複雑なワクワク感だ。

今は、開けない。
キーボードが届いて、すべてが揃ったとき、
その瞬間をちょっとした“儀式”として丁寧に迎え入れたいと思っている。


道具は、身体の延長になる

僕が選んだのは、iPad Pro(1TB)。
13インチの大画面。M4チップ。滑らかなProMotionディスプレイ。
でも、スペックだけで語れる選択ではなかった。

僕にとって、これは“ただのガジェット”ではなく、
いちばん使う道具、いちばん自分に近いツール

だからこそ、今回は妥協したくなかった。
「毎日使うものは、少し贅沢な方がいい」と、僕は昔からそう思っている。


おわりに──これはただの道具じゃない

iPad Proは、道具だ。
でも、“いちばん使う道具”は、人生の形を少しずつ変えていく力を持っている

  • 思考に負担をかけない画面
  • 指と目の動きを裏切らない操作感
  • 書くこと、観ること、調べることへの自然な流れ

これは、これからの10年を一緒に歩いていく“相棒”なのだと思う。

そして箱を開けるその日、僕が心の中でほんの少し息を呑み、
「やっぱりこれにしてよかった」と思えたら、
それがきっと、今回の買い物の正解なんだろう。

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