2026年 菱川道場 香川合宿 🤛 🥋
瀬戸大橋の向こう側で僕らは何を話したのか
瀬戸大橋の向こう側で僕らは何を話したのか
📻 AIラジオ by NoteBookLM
ある日の午後、スマートフォンが震えた。
送り主は、菱川晋作。
「奥さんが急遽、旅行に行けなくなったので、一緒に香川に小旅行せん?」
この一文には、うどんと潮風と、そして少しばかりの予感が混ざっていた。
香川のうどんを食べに行くのも悪くない。観光旅行と洒落込むのも悪くない。
僕はわりと軽やかに「OK」と返事をした。
そのときはまだ知らなかった。
それが単なる旅行ではなく、「菱川道場振り返り合宿」という性質を帯びた出来事になることを。

片道1時間22分。
車で走り出し、やがて巨大なアーチが視界に現れる。瀬戸大橋だ。
海の上を滑るように進む。
景色はなかなかの絶景で、正直なところ、心は少し浮き足立っていた。
だが、ひさびさの高速道路は怖い。
右が追い越し車線だということを、僕は一瞬、忘れていた。
後方から迫る車。
「あ、まずい」と思った瞬間、慌てて左車線に戻る。
追い越していく車に、心の中で何度も謝った。
「ごめんなさい。帰り道は気をつけます。🙇♂️」
香川県入りし、「Hotel O. Setouchi」にチェックイン。
16時ごろに到着すると、17時予定だった菱川がすでに部屋に座していた。
どうやら用事が早く終わったらしい。
こういうところが彼らしい。
部屋でひと息ついたあと、自然と話は道場の未来へと流れていった。
空手道場という、いわば身体性の塊のような世界にも、AIの波は確実に押し寄せている。
いまや「強くなる」だけでは済まない。
最近では、あらゆる局面でAI活用をすることも増えているという。
確定申告の相談も、ちょうど今の時期だ。
検索順位は回復してきている。
だが、もう一段、上に行きたい。
それが今回の僕の宿題だった。
AI時代以前のSEO対策は通用しなくなりつつある。
「体験価値」そのものが問われている。
頭を切り替える必要がある。
風呂に入り、さっぱりしたあと、食事へ。
どうやらホテルの最高級コースを予約してくれていたらしい。
刺身が驚くほど新鮮だった。
海の透明度が、そのまま皿の上に乗っているみたいだった。
AIの話をしながら刺身を食べる。
少し不思議だが、これが2026年の日本なのだと思う。
翌朝、菱川は仕事のため、別行動をとることに。
菱川は愛媛の大会審判へ。
僕は琴平町の金刀比羅宮へ向かった。
有名な石段は:
寒い季節で厚着をしていたこともあり、汗が止まらない。
足は徐々に乳酸気味になる。
途中で何度も思った。
まだ続くのか。
それでも最奥まで到達。
とほぼ同時に菱川から連絡が
「仕事が終わりました」
菱川の到着を待つため、下山し、しばらくは、
屋台の焼き鳥をかじりながら、人の流れを眺める。
菱川が到着し、本格的な昼食へ。
僕はナポリタンを選んだ。
うどんではなくナポリタン。香川において。
後から振り返ると合理性のない選択だが、人生はときどき、そういうほうがいい。
再びAI談義。
それぞれの宿題を持ち帰ることを約束し、帰路へ。
今回の香川行きは、
そんな合宿だった。
定期的にやってもいいかもしれない。
久々の高速は緊張した。
だが、瀬戸大橋を渡りながら確かに思った。
またこういう機会があってもいい。
絶景も、刺身も、1,368段の石段も悪くない。
けれど本当の収穫は、
「何を守り、何を変えるのか」を言葉にできたことだった。
菱川道場の型と、
僕自身のUXの型。
それらを、時代に合わせて更新していく。
香川の風は、そのことを静かに教えてくれた気がする。